最近はますます寒くなりましたね(＞＜) 特に寒さが1年間で最も強くなる2月は怪我も多い季節です。寒い時に多いケガとして、肉離れ、寝違え、ギックリ腰、などが多々みられますが、これらは筋肉の冷えが原因になることもあります。特に学生に多いのは太もも後面の筋肉、ハムストリングスの肉離れです。ハムストリングスは「大腿二頭筋」「半腱様筋」「半膜様筋」という筋肉で構成されています。
これらの３つの筋肉が過度に引き伸ばされ耐え切れなかった際、もしくは爆発的に強い収縮が起きた際に、耐えきれず筋肉が部分断裂・完全断裂を引き起こし肉離れとなります。つまり、身体が温まってないときに、筋肉に対し強い収縮がかかることや寒さで柔軟性が低いことなどが、この時期の肉離れの原因となります。肉離れ対策としては、急激に筋肉に負荷をかけないという事です。運動をする時には、ウォーミングアップをしっかりと行う事で、肉離れを防ぐ事が出来ます。また、寒い冬は特に筋肉が固まり、少しの刺激でも起こりやすくなるのでしっかりと身体を温める事をオススメします。
しかし、万が一運動中に急激に痛くなった場合にはしっかりとアイシング(冷やす)をおススメします。「冷える」と「冷やす」は全く意味合いが違います。急な怪我の場合には応急処置として、しっかりと冷やしてください。
来年度から始まるたくさんの大会に向けて、オフシーズンの練習は重要になることと思います。本気で練習に打ち込めるように、自分の身体をしっかりとケアしてくださいね！
