このことわざを一度は耳にした事があるとおもいます。中国の唐の時代の詩人、孟浩然の詩の一節で、『春の夜は寝心地がよく、夜明けも知らず眠り続ける』という意味です。
春はポカポカして、気持ち良く寝入ってしまい、ついつい朝寝坊をしがちになります。そして厳しい冬を乗り越え、これから綺麗な花々が色を付け始めると、なんだかワクワクしますよね(^○^)
人間の身体においてもさまざまな機能が覚醒してくる季節です。特に自律神経に大きな影響を及ぼし、疲れやすかったり、体調を崩しやすかったりします。これは環境の変化に身体が順応しようと頑張っている証拠です。疲れが溜まっている状態でスポーツをすると身体のコンディションが整わなかったり注意力が散漫になり、怪我をしやすい環境となってしまいます。怪我を防ぐためにも体調管理に気をつけましょう!また、当院でも最近は大人の「ぎっくり腰」や「寝違え」などの急性症状で来院される方がとても増えています。自律神経のバランスの乱れはこれらの症状にも多大な影響があります。大幅に体調を崩さないためにも充実した睡眠が必要です。眠いときにはポカポカ陽気に身を任せてお昼寝もいいですね(^^)4月から始まる新年度に向けて何かと忙しい時期だとは思いますが、体調を整えて、新しい環境に向けてしっかりと準備をしていきましょうね(^○^)