会津若松市の一箕小学校3年生の石井子竜くん(現在9歳)は今年4月に一週間サッカー大国スペインに渡り、 世界最強クラブチーム【レアル・マドリード】の育成キャンプに参加しました。 子竜くんは昨年12月に千葉県で開催されたレアル・チャレンジキャンプに参加、参加者350人の中から優秀選手30名に選出され、 スペインでの育成キャンプの切符を手に入れました。
動画取材前に子竜くんに会いに行きました。子竜くんはおじいちゃん、おばあちゃん、お父さん、お母さん、お姉さん、弟さんと7人暮らし、見るからにサッカー大好き少年です。好きなサッカープレイヤーはやっぱりレアル・マドリードのクリスティアーノ・ロナウド選手だそうです。そして将来はレアルに入団することを 夢見ています。でも、家にいるときは元気な小学生の男の子、そんな子竜くんのサッカーに対する姿勢と想いをこの特集で伝えたいと思います。
子竜くんはお父さんの影響もあり3歳からサッカーをはじめ、現在、会津サントスFCのクラブチームで腕(足?)を磨いています。 リフティングは1.500回以上続けられるそうです。また相手をかわすフェイントも得意で、子竜くんの強みはボールコントロールのようです。 平成28年6月6日(火)17:30 会津河東総合体育館 子竜くんが週2回練習している会津サントスFCでの練習を取材させていただきました。 会津地区でも強豪として有名な会津サントスFCですが、素人の私でも「なるほど!」と思うような練習カリキュラムでした。 ゲームを想定したボールコントロールの基礎練習やゲーム形式での練習でもコーチ陣が的確なアドバイスを一人一人にしています。 やはり個々のプレイヤーの動きがしっかりしているという印象でした。 こういった優れたコーチングと指導者が子供たちのサッカースキルのレベルアップにつながっていると感じました。
会津の中でも高いレベルの中で練習している子竜くんを見ていて感じました。 プレーをしている時の子竜くんの表情です。小学生ながらも表情に大人っぽさを感じます。 それは子竜くんがサッカーに真剣であるということなのでしょう。 大人である私が気付かされます「真剣に打ち込む顔つきやその姿勢にカッコよさや感動がある」と…。子竜くんはサッカーに対しての悩みや周囲の期待など小学生ながらもストレスを抱えていると思います。 それでも大好きなサッカーをしたい!上手くなりたい!という想いが表情に現れているのではないでしょうか。
現サッカー日本代表の本田圭佑選手はよく独特な思考でサッカーをプレーすると言われています。 そのプレーが上手くいったり、失敗したり、その度に話題に取り上げられやすい選手です。 本田選手はそういったプレーと周囲の評価を受け止めなら世界で活躍する選手に昇りつめました。 子竜くんにも今後乗り越えなければならない壁や試練もあるでしょう、しかしサッカーに対する熱い想いとプレーを極めながら 将来抱いている夢を叶えてほしいと思います。期待しているよ、会津出身のサッカー日本代表!そしてレアル・マドリードのサッカープレイヤーを!