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寒い時に気を付けるヒートショック | 会津スポーツニュース「アイスポ」
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アイスポコラム

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2018年02月17日
寒い時に気を付けるヒートショック
筆者:中村慶太
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会津の冬はまだまだ続きそうですね。
今年は雪が多く除雪作業で忙しい方やウィンタースポーツで汗を流している人もたくさんいると思います!
寒さで身体が冷えている時、身体を駆使して疲れた時などはお風呂や温泉がとても気持ちいいですよね!身体を温める事はとても大切でケアとしても身近な存在として多様する方も多いと思います。しかし、寒い時期のお風呂には注意が必要です。

 



「ヒートショック」と言う言葉を聞いた事がありますか?急激な温度差による血圧や脈拍などの変動や、そのことで体に出てくる様々な影響の事を言います。
ヒートショックは、心筋梗塞、脳梗塞、脳出血など深刻な疾患につながりやすく、とても危険です。またスポーツをしている人でも体力を消耗したり、筋肉の柔軟性などが現象するなどの影響が出やすくなります。
寒い部屋から熱いお風呂に入る、または温かい部屋から寒い脱衣室へ移動する、など体温や血圧を急上昇、急降下を繰り返す事によって発症します。身体には体温や血圧を一定にキープする働きがあります。暑いときには体内の熱を放出し、寒いときには体外に熱を逃がさないようにしています。寒い時は血管を収縮させ、心臓はいつも以上の力を使って全身へ血液を送り出そうとします。そのため血圧は急上昇します。これが寒い環境にいる時です。そこから熱いお風呂に移動すると血管は拡張して血圧は急降下します。このように温度差が激しいと心臓や血管などに大きな負担をかけてしまいます。また、血圧の急降下は、貧血を引き起こし、立ちくらみなどか見られる場合もあり非常に危険です。
対策としては温度差を急激に作らない事です。寒い外から急にお風呂など温かい所にいかない。脱衣室などに暖房をつける。浴室などをシャワーの蒸気やバスタブの蓋を開けて温める。または、温かい飲み物などを入浴前に飲んで身体の中から温めるなどがあります。特に高齢者などは危険性が高いので注意して気にかけてあげましょう!

最後にまだまだインフルエンザが流行しています。受験や卒業式などを控えている学生も多いと思います。こまめに水分を補給したり、手洗いうがいをしっかりとしてウイルスを体内に侵入させないようにしましょう!

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