「冷え症」と聞いて私は違うと言う人がいますが、冷え=寒さではありません。
「足がいつもポッポして冬でも布団から足を出している」「顔がほてってしかたがない」これも実は冷え性です
ほてっていても身体の芯は冷えているということです。
自覚せずに体調を悪くしている「隠れ冷え性」も多いといわれ「人類の8割は冷え性」という医学者もいるほどです
「寒さ」に対して身体を維持しようと温かい血液を身体の中心に集めますので手足が冷たくなります。
いつも手足が冷たいという不快感が、ストレスになり自律神経の乱れ、血行不良をますます慢性化させるという悪循環が生まれます。
「身体を温める」ということで体調が良くなれるのです。
代表的冷えの漢方薬は、
当帰芍薬散、桂枝茯苓丸、温経湯、当帰四逆加呉茱萸生姜湯、人参湯、加味逍遙散、補中益気湯などがあります。
薄着、湿気、冷房、夜更かし、睡眠不足、食事のかたより、生野菜や果物
甘いものの取りすぎなども注意が必要です。温かいものを食べましょう。
※砂糖は身体を冷やし、痛みがある人はますます痛みがまします。
おふろはシャワーでなく、湯ぶねに入った方が、リラックス効果と水圧で血行促進効果があります。
又、レックウォーマー、ネックウォーマーもお勧めします。