秋も徐々に深まり日が落ちるのがとても早くなりましたね!夜が長くなるとだんだんと冬に近づいているのを実感します。そして、日照時間が短くなっていく事で体にも変化がおきるんです。
まず1つはビタミンDの不足です。日光を浴びることによって、皮膚に存在するコレステロールの一種はプロビタミンDになり、肝臓や腎臓でビタミンDになります。紫外線量の多い春や夏は血中ビタミンDの濃度も高く、紫外線量の少なくなる秋と冬は低くなります。また、寒くなってくると外での活動が少なくなる事で日光に当たる時間が少なくなりますよね!ビタミンDはカルシウム濃度を保つ役割がある事から減少すると骨が脆くなったり骨折のリスクが高くなります。学生の皆さんは疲労骨折などのリスクが高まってしまうので、これからの季節は食事から積極的にとっていきましょう!魚介類、卵類、キノコ類に多く含まれています(^^)
もう一つはセロトニン不足です。セロトニンは人の精神面にとても大きな影響を与えるホルモンの1つです。日光に当たることでもセロトニンは分泌されるんですよ!ですから日が落ちるのが早くなると日光に当たる時間が少なくなり、気分の落ち込みや意欲の低下が出現しやすくなってしまいます。また、食欲が増加して過食気味になるような症状が出現する場合もあります。美味しい食べ物の多い秋ですが食べすぎには気を付けましょう。一方でセロトニンも食事から補う事が出来ます。セロトニンはトリプトファンというアミノ酸が原料になりますので、肉、魚、乳製品、豆類などのたんぱく質の摂取を心掛けましょう。
気温も下がり、日も短くなってきた事により、あと数ヶ月後に迫っている冬の訪れに気が落ち込み気味になっている人も多いと思います。しかし、秋には秋の楽しみがあります(^^)美味しい食べ物、紅葉やハロウィンと楽しい事も沢山あります!寒さ対策をしっかりとして、秋を楽しみましょう(^^)