平成28年4月3日、駒沢オリンピック公園総合運動場体育館にて行われた「ジュニアクイーンズカップレスリング選手権大会小学生の部」にて南会津町田島出身の少女「阿久津 こはる」ちゃんが、小学生1・2年21kg級で全国第3位に輝いた。
彼女が練習している場所は、レスリング強豪地である南会津町田島。
「田島ちびっ子レスリングクラブ」というスポーツチームに所属し、週2回、地元の武道場で仲間達と稽古に励んでいる。
我々アイスポ報道部は、彼女の小さな身体から出る強さの秘密に注目し、取材に向った。
8月25日木曜日。夜の6時半。蝉の鳴き声と子供たちの元気のよい笑い声が、武道館の中で反響していた。
頑丈そうな体育用マットレスを床一面に敷き詰め、練習場所の準備を子供達が率先して行っている。
準備をしながら、楽しそうに仲間と笑い、時にはしゃいでいる子供達の様子からは、小学生らしい幼さが凄く印象的に感じた。
準備を終え、コーチである五十嵐 大介さんの「整列!」の声を合図に子供たちは一列に並び挨拶をする。先程まで笑っていた子供たちの顔つきは変わり、五十嵐さんに注目した。
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練習内容は準備運動から始まり、本格的なレスリング技の練習はペアになり行っていた。
今回取材の目的である こはるちゃんは、クラブ全体の中では小柄で、歳も幼いグループにはいるのだが、ひときわ目立つ俊敏性と誰よりも一番に練習メニューをこなしたいという負けず嫌いな意志を感じた。彼女のリズム感ある元々のセンスとその強がりな性格から、レスリングという競技では小柄でもパワフルな動きとして出ているのだと感じた。
取材中、彼女にインタビューをした。内容は動画より視聴できる。
田島ちびっ子レスリングクラブ
チームの紹介は【コチラ】
筆者:あー子